OguさんのGO1000(C78)


このギターは、渡辺香津美さんのライブを聴いて感動したものの、貧乏学生の私にとっては高根の花だったAlembicはとても手が出ず、思案の挙げ句、改造前提で購入したものです。改造した内容は、当時「ロッキンf」という雑誌に載っていたAlembicのParametric EQの回路を元に、当時近場で入手可能であった部品に置き換え自作しました。

仕様は、
・コントロールはVolume×2, Cut off frequency×2
・ミニトグルスイッチで、Series/Pararell/Singleを切り替え可能。
・AlembicではLow Pass FilterのQが、ミニスイッチで3通りしか換えられなかったものを、ミニロータリースイッチで5通り切り替え可能とした。
・電源供給はダイナミックレンジを稼ぐため、外部から±10V。これにより、Canon XLR-4コネクタを常時使用。Phone Jackは野外の楽屋など電源の取りにくい場所でのチューニング用にPUダイレクト接続。

これらにより、とてもHumbacker×2とは思えない音色のバリエーションが生まれ、当時、大学のJazz研究会ではStandard JazzからFusionまで、同時にRock同好会ではProgressive Rockをやっていた私には強力な味方となりました。ただ、いいところばかりではなく、色々と欠点もありました。

・ネックが重くヘッドも大きいため、常にボディ側を押さえて弾かないとネックが下がる。
・Pickupの音色に元々腰がない。
・ナットがブラスのため、滑りが今一つでチューニングが狂いやすい。
・音が非常に固い。

特に重量バランスは後に致命的となりました。ボディ側がもっと重くても、バランスはしっかり取ってもらいたかったなあと思います。弾いていてストレスが溜まるような楽器はやはり問題ありです。その後の私のギター人生(ってほどでもないですが・・・)で重要な教訓となりました(実は生まれて初めて買ったElectric Guitarでした・・・)。

(撮影・文:Oguさん。画像をクリックするとOguさんのサイトを開きます)



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