TAKAさんのGOlll−0(K78)

このギターは保証書に「GOlll−0」とモデル名が入れられているが、もちろんカタログに掲載がない仕様だ。画像を観察するとGOlll1800を基本に、GO1000後期型のブリッジとテールピース、MX系のコントロールを与えられたモデルに見える。ネックはマホガニー/ウォルナットの7ピース・スピードウエイでハカランダ指板。ボディ・ウイングはハワイアン・コア/メイプル/ハワイアン・コアの構成だろう。GOlllは非常によく知られたモデルだが、上級機(1300〜1800)の完成型は極めて短期間(2〜3か月)しか生産が無く数も少ない。その中でも異彩を放つ一本がこれだろう。他にノントレモロのGOlllタイプを探すと、当時「ローレライ」で2人のギタリストが弾いた2本のギターを思い出す。

(画像:TAKAさん 文:狛江のグレコマニア)









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