T.S.ビブラートの調整(緊急情報)

2004年3月発行の雑誌に、T.S.ビブラートの調整法が書かれている。この中で「弦を緩めてユニット高の調整を」と読める部分がある。しかし実際に作業をしてみると、それだけではまず確実にドライバーを差し込んだ部分を壊してしまう。下の画像のような方法で、スタッドボルトを完全にフリーな状態で作業を行って頂きたい。ボルトやトレモロ本体は音質を求めた結果、意外に脆い素材で作られている。力ずくは絶対に禁物だ。もはや交換部品の入手が困難な部分なので、今回の「調整の勧め」から、破損を招いてしまう事故が心配でならず緊急情報とさせていただく。

(画像ではアームホルダーに5ミリ径のステンレス棒を差し込んで作業しています)







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