EG−1800Nのリナット


今回はフジゲンさんのカスタムハウスにリナットをお願いしました。選んだ素材は「オイル浸け牛骨」で、ゲージは.009-.042、高さは標準よりやや低めを指定しています。リナットしたギターは一般に、ナットの横で塗装を切り欠いたようになりがちですが、「塗料一滴でペタっと押さえて」お願いしたところ、なんとバフ掛けまでしていただき、ナットを取り替えたことに殆ど気が付かないような完璧な仕上がりです。つい嬉しくなって、今まで正式な名前がなかったこのギターに、EG−1800Nと名前を付けてみました。このギターの詳細については、'70 Greco JOURANALに掲載されています。1985年にオーダー製作されたギターで、無垢トラ・エボニー指板(ドット・インレイ)・ノーバインディング・ギブソンHB等のほかは、基本的に当時のミント・コレクションに準ずるものです。もちろんEGFでお馴染みの黒いオイル・コンデンサーが見られます。これもグレコ最強EGの一本では?





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