スペックは別項の'７７年製ＳＥ１０００と全て同じだが、機種表示が'７７年製のネック・ジョイント・プレート上の刻印から、'７８年製ではヘッド裏に機種を表すシール貼付へ変わった。 他のＳＥモデルでも'７８年中頃より、プレート刻印からシールによる機種表示に変わって行くが、統一性は無く'７９年製でもプレートに機種刻印の物が一部ある。 今回は77年製、'78年製の両機内部を見てみた。 まずネックのエンド部だが、'77年製、'78年製共にスタンプが押してあり、'77年製には黒色で［Ｉ］のスタンプ、78年製には赤色で［Ｌ（？）］と読めるスタンプがある。ボディー側ネックポケットに'78年製は何も書かれていないが、'77年製では塗装下に油性ペンで書かれた丸印と意味不明のスタンプがある。 他のＳＥモデルで、アルファベットがボディーに鉛筆書きやスタンプで記されている場合は、カラー指定を意味する事が多いのだが今回の物は謎である。Ｐ.Ｕ.のザグリには、両機種共にノイズ対策と思われる薄い金属板がネジ止めされている。 この仕様は同年代のＳＥ８００以上のモデルで確認しているが、ＳＥ７００以下では見たことが無い。 金属板を取り外して見たが、本体には何も記載が無かった。 外観では、同じナチュラル色だが'７７年製の方が若干色が濃く飴色になっている。 |
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