| 1979年10月期出荷のギター。当時のラインナップでトップ・オブ・ザ・グレコの位置に君臨した。人気の点ではアイビー・インレイを持つGOlll1500に一歩譲るようだが、重厚な存在感には独特なものがある。個体数が少なく謎が多いGOlllの中でも、1800はさらに稀少な存在に感じられる。情報も少ないギターだが、まずは画像をじっくりとご覧頂きたい。 |

| カタログでGOlll1800のボディ材を見ると「ウォルナット、ハワイアンコアまたはパドーク」とされている。この3種類が平行して生産されたと長らく信じていたが、このギターの背面を見て全く違うイメージを描くに到った。ウォルナットを用いたのは、初期の広告に登場したプロトがほぼ全て。パドークのものは、'80年代に入ってから「PA」の枝番をもつプロト(アイビー・インレイ入り)が生産されただけのようだ。即ちGOlll1800の大半は、ハワイアンコアのトップ&バックを持つと確信した。今までに見たGOlll1800は全てこの質感であったこと、GOlll700のトップがややオレンジ色に仕上げられたこともある。Vol.13カタログの写真だけが、生産型のGOlll1800なのだろう。 |
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| ギターのスペックについては、ボディがハワイアンコア/メイプル/ハワイアンコアの3層ラミネート、ネックはマホガニーとウォルナットの7ピース・スルーネック。PUはハムバッカーがグレコSX−1、シングル・コイルはディマジオSDS−1を搭載している。指板はハカランダにメキシコ貝のインレイ。ヘッドロゴは落とし込まれた底が金色で独特のもの。ペグはイバニーズからの流用、ナットはラミネート・スタイルだ。重量は4.0kg(弦・アーム込み)。アジャスター・カバーは木(材不明)とブラスの2層貼り合わせになっている。 (→コントロール・キャビティを見る) |