| 紹介文などでGOlll発表以前のギターを「GO型」として切り離しているが、キャビティにも初期型または過渡期型の特徴が多くみられる。別項にあるGOlll1800の同部分と比較していただきたい。「F79」という製造番号を持つこの個体では、まだまだ細部の詰めに問題が残されている。ポット本体にラバーをかけた結果キャビティにつかえてしまった部分、アース端子がカバーの「穴」に届かないなどは未成熟だ。これは後々、キャビティや端子の形状変更で解決されている。ロータリーSWはトップのアーチから影響を受け傾斜して取り付けざるをえず、ホット側の配線がシールドに触れないように青い絶縁テープを挟み込む対策が見られる(GOlllではトップに落とし込みの面取りが行われた)。ロータリーSWとフロント・コントロールの間には5Pのラグがあり、ピックアップとロータリーSWの結線を橋渡ししている(端子2つはラグの固定に使われている)。周辺で配線がやや長めなので、この部分を最後にハンダ付けし狭い部分での作業を避けたと窺える。マスターVOLを持たないにも関わらず6本の線がP.U.キャビティに向かうのは、それぞれのP.U.がシールド・プレートを持つのでアース用の線があるため。 |
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